TRI System 性能
TRI Systemテストの条件
次のような徹底したテスト条件の下、製品品質を保証しています。
- 測定タイミング
-
- 初期
- 恒温恒湿試験後
- 熱衝撃試験後
- 恒温恒湿試験条件
-
- 温度:80℃
- 湿度:95%
- 時間:200時間
- 熱衝撃試験条件
-
- 温度条件1:80℃ 30分
- 温度条件2:-40℃ 30分
- サイクル:150
封止・防水性 - ヘリウムリークテスト
水分子より小さいHe分子のガス(ヘリウムガス)を用いて封止・防水性評価を行います。
漏れは封止実験用装置で確認します。
アルミニウムとPPS樹脂
アルミニウムとPPS樹脂を接合したものを各状態にてヘリウムリークテストを行います。
銅とPPS樹脂
銅とPPS樹脂を接合したものを各状態にてヘリウムリークテストを行います。
Heリーク量は 10-9Pa・m3/s 以下を確保。
耐久試験後もHeリーク量に変化はありませんでした。
接合強度 - 接合引張力
接合膜を形成した金属をインサート射出成形により樹脂を接合した後、精密荷重測定器を用いて接合強度を測定します。
アルミニウムとPPS樹脂
アルミニウムとPPS樹脂を接合したものを各状態にて引張力テストを行います。
銅とPPS樹脂
銅とPPS樹脂を接合したものを各状態にて引張力テストを行います。
全ての試験において、
樹脂部分が接合部分よりも先に破壊されました。
接合面の剥離ではなく樹脂のスキン層が破壊されることですので、
樹脂そのものの強度により、接合強度は変わる可能性があります。
金属と樹脂の一体接合
区分 | 引張力 | Heリーク | 恒温恒湿 | 熱衝撃 | 備考 |
---|---|---|---|---|---|
銅(Cu) | 25~35Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ | 量産中 |
アルミニウム(Al) | 35~45Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ | |
チタン(Ti) | 30~40Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ | |
ステンレス(SUS) | 30~40Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ | 開発完了 |
鉄(Fe) | 30~40Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ | |
マグネシウムs(Mg) | 30~40Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ | |
亜鉛(Zn) | 30~40Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ | 量産技術 確保 |
スズ(Sn) | 30~40Mpa | OK | 25Mpa~ | 25Mpa~ |
接合可能レジン適用金属:Al
区分 | PBT | PPS | PA | PPA | TPE | TPU | PCT | PEEK | PP | PET |
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接合性 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 | 〇 |