MECHANICAL DESIGNメカ(筐体・機構)設計・開発

メカ(筐体・機構)設計・開発の仕事とは

GEO Nationにおけるメカ製品開発は、企画から量産まで、以下のフローで進みます。

設計フロー

各開発段階の詳細。

  • ①構想段階:Concept打ち合わせ、Idea出し

    製品コンセプト打合せと重要電気部品(ディスプレイ、バッテリー、基板、等)の情報を入手し、概略の製品サイズを決め、デザイン依頼用のレイアウト図を作成。
    併行して、組立構造や作動部のアイデア出しを行う。

  • ②基本設計段階:基本設計段階:外観部品の設計及び内部設計

    デザインのデータを元に外観の3D CAD設計を行う。外形サイズの調整が発生する場合もある。
    Sensor, Switch, 外側Interfaceコネクタ等を相談しながら基板、フレキ外形設計を行う。
    部品の嵌合構造、作動構造を設計する。基本設計が終わったら試作用の3D-Data又は2D図面作成。
    試作数量、費用等考え試作部品の製作依頼

  • ③量産設計:試作品の確認・修正及び生産設計

    設計だけでは確認しにくい外観デザイン、組立性、作動性を実物で確認し不具合を探し出す。
    量産金型メーカーと協議しながら量産性を考慮して、設計の完成度を上げる。
    樹脂成形部品の場合は、金型構造に支障が出ないようにゲート位置を選定し、また、ヒケ防止の肉抜き等を設計に反映。

  • ④設計修正:量産初期の不具合に対して改善策を盛り込む作業

    量産金型品では設計で想定しなかった不具合(公差、外れ、反り、ウェルド)が生じる場合があり工場側と協議しながら改善策を盛り込む。
    信頼性試験や落下試験等の問題点解決には、設計修正が必要となるが、その際は、量産性を考慮しながら、金型修正を行う。

  • ⑤部品の認定

    不具合点の改善を終え、寸法(公差)や量産性の確認が出来た段階で、お客様より部品承認を受ける。

サービス内容

  • 各種電子機器の2D, 3Dメカ(筐体、機構)設計
  • 業界動向調査、新規構造アイデアの提案
  • デザイナーとすり合わせ
  • 2D図面から3D Modeling
  • 電気設計(基板,電気部品)とのすり合わせ
  • 開発/量産の Follow-up
  • 試作部品又は簡易金型製作Follow-up
  • CNC工程設計
  • 技術ドキュメント、図面作成
  • 防水適用の設計

弊社の強い設計分野

スマートフォン部品

携帯電話、スマートフォンCell Phone , Smart Phone

  1. 携帯電話からスマートフォンまで25年以上の多数、多種の設計経験保有
  2. 限られたスペースに数多い部品を効率よくレイアウトする技術
  3. デザインの変更に柔軟に対応できるキャビ・コア分離設計
  4. IPX8対応の防水設計技術
  5. 落下試験など耐久性を確保できる設計技術
  6. 各種アンテナの特性に配慮した設計
  7. 設計だけでなく部品の製造性、組立性を考慮した設計技術
タブレット部品

タブレット、サイネージTablet, Signage

  1. タクシー用、広告用サイネージ多数設計
  2. 多種の車に装着可能なフレキシビリティの高い固定金具アイデアの提案
  3. 車内の温度上昇に耐えられる放熱設計
  4. 耐久性の確保ができる設計技術
  5. 設計だけでなく部品の製造性、組立性を考えた設計技術
小型家電部品

小型家電Small Electrical Appliances

  1. 製品の特長に合わせ最適なアイディアの提案
  2. 最小の部品での動作機構を提案
  3. 外観デザインを損なわない機構設計
  4. ベトナム、中国等最適の製造拠点を提案
美容機器部品

美容機器Beauty Products

  1. 製品の特長に合わせ最適なアイディアの提案
  2. 最小の部品での動作機構を提案
  3. 外観デザインを損なわない機構設計
  4. ベトナム、中国等最適の製造拠点を提案
スマートフォン金属ケース工程設計

スマートフォン金属ケース工程設計

  1. 加工工程データ設計
    スマートフォンのケースを製作するための長い工程のうち、CNC工程は約10工程程度あります。
    大きくは以下の4つに分けられます。
    ①Material→②Before Injection→③Injection→④After Injection
    に分けられます。
    各工程ごとに必要な形状が異なりますので、その工程を理解し、その工程に合った形状を設計していきます。

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